学習マネジメント塾は基本的に勉強そのものは教えません。その代わり勉強を毎日継続するための仕組みを提供します。
「学習塾に通っているのに、成績が上がらない」という経験をされている生徒さんは多くおられるでしょう。では、どうして成果が出ないのでしょうか?それは、大抵の場合、勉強で成果を出すために最も必要なものが欠けているからです。
勉強で成果を出すために最も必要なものは何でしょうか?
そう訊くと、大抵の人が以下のように答えるのではないでしょうか。
- 優秀な講師
- 優れた学習教材
- 優れたカリキュラム
- 学習環境
これらも確かに大事です。しかし、それよりももっと大事なことがあります。
それは、継続です。
幕末の思想家、吉田松陰は
学問の大禁忌は作輟(さくてつ)なり
という言葉を遺しています。
作輟(さくてつ)とは「やったりやらなかったりすること」という意味です。日によって勉強をしたりしなかったりすることは大禁忌、つまり絶対にやってはならないことであると吉田松陰は言っているのです。ですが、ほとんどの人がこの大禁忌を犯していると言って良いでしょう。
優れた講師や教材などは学習の質を向上させてくれるでしょう。しかし、質が良くても量が伴っていなければ意味が無いのです。そして、学習量を確保するためには、一回に何時間も勉強するよりも、勉強を継続することが最も重要なのです。それも、1年365日欠かさず毎日勉強し、それを10年でも20年でも継続し続けることが必要になります。
こう言うと、皆さんは
そんなこと分かってるよ、それができないから苦労してるんでしょ
と思われることでしょう。
では、何故多くの人が勉強を継続できないのでしょうか?学校や通常の学習塾では、勉強が継続できない原因を「意志が弱いからだ!」とか「やる気が足りないからだ!」と言われるでしょう。しかし、これは大間違いです。
「意志の強さ」や「やる気」も確かに必要ですが、それだけで全てを解決できる訳がありません。そこに必要なのは、学習のマネジメントであり、学習を継続するための仕組みです。
私には小学生の息子がいますが、息子はもう3年以上一日も勉強を休んでいません。盆も正月も誕生日もクリスマスも旅行に行った時も休んでいません。高熱で寝込んだ時すら休みませんでした。息子は勉強に関しては私や妻を心配させたことは一度もありません。
それはあんたの息子が特別なんじゃないの?
と思われるでしょうが、私の息子は普段は漫画やゲームやYoutubeが大好きな普通の小学生です。ですが、私が必要な教育をし、学習を継続するのに必要な仕組みを提供した結果、毎日欠かさず勉強するようになりました。
私は教師の経験もありませんし、講師のアルバイトすらしたことがありません。私は長くビジネスの世界で生きてきました。そのため、教育者の考え方ではなくビジネスの考え方で物事に対処します。
そして、ビジネスの世界では、マネジメントの考え方を非常に重視します。
マネジメントでは、以下のような活動を行います。
- 計画立案
- 定期的な進捗確認
- 状況の見える化
- 責任の明確化
上記はどれもビジネスにおけるマネジメントではやって当たり前のことです。ですが、学習において、これらをきちんと行っている人はほとんどいないでしょう。
これらのマネジメントのノウハウを勉強に応用し、更に「学習の継続」に重点を置いたものが学習マネジメントです。
当塾では、私が息子に行っていることと同じ学習の継続を支援するサービスを完全リモートで提供します。スマートフォンがあれば、日本中のどこからでも当塾のサービスを受けることができます。
当塾は学習を継続することで未来をより良いものにしたいと考えている全ての人にサービスを提供しています。そのため、社会人の方でもお申込み頂いて問題ありませんが、小学生の頃から始めることがベストです。
ですが、学習マネジメントのサービスを受けるためには、理解しておかなくてはならないことがいくつかあります。その詳細につきましては、次のページ以降で解説いたします。
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