ここでは、お客様が疑問に感じられるであろう事項についての説明をさせて頂きます。
目次
学習報告認定基準
学習報告はLINEグループに送られた学習の証拠となる画像を事務局がチェックして、OKかNGかを判定します。報告画像が学習報告として認められるかの基準は何なのかと言いますと、それは画像から「学習を行った痕跡を確認できる」ことです。
問題集の問題をノートに解いた場合は、必ずノートの方の画像を送付願います。問題が書かれた問題集の画像だけを送っても、実績とは認められません。
小学生のお子さんであれば、直接書き込むタイプの問題集が多いので、書き込んだもの1ページを1枚として画像を送って頂ければ良いですが、1ページを1枚でなければ実績として認めないという訳ではありません。
学習報告画像では、通常の学習塾では見るであろう、以下のものを一切判断要素としません。
- 学習レベル
- 学習量
- 内容の正誤(答えが正しいか間違っているか)
どれだけのものを一枚としてカウントするかもご自身で決めて頂ければ結構です。極端な話、「1+2=5」と書かれた紙切れ一枚の画像を送ってきても勉強の成果として認めます。このような、レベルも低い、量も少ない、そもそも答えが間違っているものでも、勉強をしたという痕跡を確認できるのであれば、実積として認められます。
勉強の中にはやったことが目に見える形では残らないものもあります。国語や英語の音読などはやっても目に見えるものは残りません。その場合は、音読したページと”2024年○月×日に何回音読“というようなメモを一緒に写した画像を送って頂ければ、我々はそれを信じます。または、何の本の何ページ目を何回音読したかというメモ書きでも構いません。
お子さんが修学旅行などに行っていて、どうしてもその日の学習の実績画像を取得できない場合は”2024年○月×日~2024年○月△日は修学旅行のため不在だが、その間の学習は継続中“というメモを写した画像を送って頂ければ結構です。
画像同士を比較して確認することもしませんので、全く同じ画像を3枚送ってきたとしても3枚分の成果として認めます。
報告された画像は塾側でチェックしていますが、全ての報告画像を完璧にチェックはしていません。チェックされなかった画像は自動的に成果として認められることになります。
報告画像の集計は毎日午前3時にシステムが自動で行いますが、報告画像をチェックする人間も毎日午前3時まで起きてチェックしている訳ではありません。チェックする人間も夜には寝る訳ですので、午後11時~12時あたりを過ぎてから報告された画像は高確率でノーチェックで実績として認められることになります。翌日に前日の実績画像を確認して、そこで問題を見つけたとしても、遡って実績を取り消すようなこともしません。
チェック基準が甘すぎるのでは?と思われるかもしれませんが、これは当塾の方針に基づいた基準です。これについて疑問を抱かれる方はこちらをご参照願います。
何故、学習教材の提供も指定もしないのか?
当塾では、基本的に学習教材を提供することも指定することもしません。その理由は、学習内容を他人に指定された場合、他人基準となってしまうからです。他人基準の勉強というものは長続きしないのです。
他人基準の勉強をしている場合、それが出来なかったら、自分のことを「人に決められたことも出来ない人間」なんだと感じてしまいます。出来たとしても、それは「人に決められたことも出来ない奴」にならずに済んだとしか感じることができません。そんな「嫌なことを避けるための勉強」を長く続けるのは非常にストレスが大きいものです。
自分で決めた勉強だからこそ、やった分だけ達成感や満足感を得ることができ、長続きするのです。
また、学校から宿題が多く出た日に、多く出た宿題をやっとの思いで全部こなした後、塾側が指定した教材での勉強をしなかったという理由で塾から「その日はサボった」という扱いになった場合、どのように感じるでしょうか?頑張って宿題をこなしたのに、勉強をサボったという扱いになったら、それだけでやる気を失くしてしまう可能性が高いでしょう。当塾では、宿題でやった勉強を学習実績として報告することもできるので、こういった問題も起こりません。
更に、塾に教材や学習量を指定された場合、「これさえやっておけばOK。もし成果が出なければ塾の責任」という非常に無責任な考えが生まれてしまうことが考えられます。これは絶対にやってはいけない最悪の発想です。全責任を自分が持つという意識で勉強しなければ成果は期待できないのです。
しかし、お子さんの年齢やレベルに合わせて最適な問題集を購入し続けるのは大変なので、当塾では進研ゼミやZ会などの教材のサブスクサービスを推奨します。
学習実績のチェックが甘すぎるのでは?
当塾では、学習実績を成果として認めるかを判定する際に、学習量、学習レベル、回答の正誤などは一切判定せず、学習の痕跡が確認できればOKとしています。これについて、なぜもっときちんと厳しくチェックしないのかと思われるでしょう。
ですが、学習のレベルや学習量に対して、それを実績と認めるかの万人共通の基準を設けることは不可能ですし、塾側が提供していない問題の正誤を確実に判定することも困難です。そもそも、これらの基準を塾側が決めることができたとしても、他人基準になってしまいます。
例えば、体調が悪い時にほんの1,2問であっても頑張って解いた実績画像に対し、「学習量が足りない」とか「答えが間違っているから」という理由で実績として認められなかったらどうでしょうか?体調が悪い中で解いた1,2問は本人の中で普段の数ページ分の頑張りがあったはずです。それが実績として認められなかった場合、やる気を失くしてしまうでしょう。
「こんな甘いチェックでは、生徒がサボろうと考えるのでは?」と思われた方も多いでしょう。確かに、他人が決めた教材で他人が決めた量だけ勉強するという他人基準の勉強で、こんな甘いチェックをしているのであれば、サボろうとか誤魔化そうと考えることもあるでしょう。
ですが、当塾は自分で決めた教材で自分が決めた量だけ勉強することが前提となっています。自分で決めた勉強を自分で決めた量だけするのに、誰に何を誤魔化す必要があるのでしょうか?
学習実績の画像をチェックしているのは、最低限必要な緊張感を保つことが目的であり、皆さんを監視することが目的ではありません。
仮に、監視することを目的に、報告画像に対して非常に厳しいチェック体制を構築したとして、どうなるでしょうか?人は厳しく監視されたら、その目から逃れたくなります。そして、問題集の回答を丸写ししたり、他の人が解いた画像を送ったりなど、巧妙に誤魔化し始めるようになります。所詮送られてきた画像をチェックすることしかできないので、巧妙に誤魔化された場合、それを見破ることは不可能です。そうなったら塾側は問題が起こっていること自体を把握できなくなってしまいます。そのため、監視を目的に厳しくチェックすることに意味はほとんどありません。
そもそも、当塾は勉強することを強要していません。毎日必ず勉強をするのか?しないのか?を確認しているということは「勉強しない」という決断をした場合はそれを尊重します。つまり、「サボりたいならお好きだけどうぞ。ただし、責任はご自身で取って下さい。」というのが当塾の方針です。
ただし、あまりにも目に余るようなことをされ続けた場合にまで放っておく訳ではありません。例えば、明らかに別の日に撮影した報告画像を何度も使いまわしていたり、低レベル過ぎる問題1問で1枚の報告とするようなことを何日も続けた場合は、直接電話にて指導させて頂きますので、塾側が何もアクションを起こさないと考えるのは間違いです。
目標を低くして楽にポイントを稼ごうとするのでは?
当塾のシステムでは、目標を自分で決めることもできますし、1問でも画像から学習の痕跡を確認できれば実績として認めています。つまり、1日1問だけでも毎日やっていれば、簡単にポイントを稼ぐことができるため、目標を低くすることで楽にポイントを稼ぐことも簡単にできます。それを危惧される方もおられるでしょう。
ですが、仮に1問だけであっても、自分で決めた勉強を毎日継続しているということが重要です。毎日1問だけであっても、「毎日欠かさず学習する習慣を身に着ける」ことができていることが大きいのです。そして、勉強というものは最終的に「将来をより豊かで幸福なものにする」という最終目的のためにやることです。その最終目的を忘れず、自分基準で勉強を続けることが出来ていれば、「毎日1問」を「毎日1ページ」「毎日2ページ」「毎日3ページ」・・・と増やしていくこともいずれはできるはずです。
ただし、別の日にやった勉強の画像を送ったり、他の人がやった勉強の画像を送るというような不正報告だけは絶対にしないで下さい。ズルをしたとしても結局は自分が損をするだけです。
不正報告にはどのように対処するのか?
明らかな不正報告をした場合は、直接電話にて指導させて頂きますが、巧妙に誤魔化された場合、それを見破ることは不可能です。ですが、そもそも当塾のサービスで不正報告をする動機は無いということをご理解願います。
不正報告でどれだけポイントを稼いでも、10日で最高600円、月でも最高1800円にしかなりません。月謝が7000円なので、月に最低でも5200円は必ずかかります。その5200円以上のお金は何のために支払っているのでしょうか?そのお金を支払う目的、そして当塾のサービスを受ける目的は「毎日欠かさず学習する習慣を身に着ける」ことであり、「将来をより豊かで幸福なものにするため」のはずです。
もし、毎日欠かさず学習する習慣を身に着けることができ、それを小学一年生から高校三年生までの12年間継続することができれば、生涯年収に数千万円以上の差が出るのは確実です。当塾に満額の月謝である7000円を12年間払い続けても、100万円程度ですので、そう考えれば全く損はしないでしょう。
しかし、ズルをしてポイントを稼ぐようなことをしたらどうなるでしょうか?そんなことをすれば、学習する習慣は身に付きませんし、もちろん生涯年収の増加などありません。そして、ズルをしてポイントを稼いで月1000円かそこら月謝が安くなったとしても、毎月5000円以上の月謝を支払わなくてはならない状況は変わらないのです。この場合、結局何も得られず、ただお金をドブに捨てるだけになります。
つまり、お金を支払った上に何も身に付かず、何も得られないというまさに踏んだり蹴ったりの状況になります。不正報告をしてポイント稼ぐような真似をしても損しかしないのですから、冷静に考えれば、不正をする動機自体がありません。そもそも毎日どのようにズルをして誤魔化すかを考えるより、毎日少しずつでも真面目に勉強して実績報告する方がずっと楽なはずです。
一日の目標はどのように決めるべきか?
一日の目標の決め方ですが、これは単純に使用する教材のページ数をそれを解く期間で割り算すれば良いです。例えば、300ページの教材を2か月で解くのであれば、300÷60で、一日の学習量は5ページ分ということになります。
当塾では、進研ゼミやZ会のような教材のサブスクサービスを推奨していますが、それらのサービスでは、毎月一か月分の教材が送られてきますので、その一か月分の教材の学習量を30で割った量を一日分の目標とするのが適切でしょう。例えば、教材のページ数が60ページあれば、それを30で割り、一日の学習量は2ページとなりますし、120ページあれば、一日の学習量は4ページとなります。毎日必ず目標を達成できるとは限りませんので、日数で割った量よりも少し多くするのも良いでしょう。
ただし、毎日の学習量は、お子さん自身が納得していることが大前提です。例えば、「1か月分の教材が60ページだから1日2ページずつやる必要がある」ということをきちんと説明して、お子さん自身がそれを納得している必要があります。決して、お子さんに目標を押し付けるようなことはなさらないで下さい。
宿題を実績報告に含んで良いのか?
学校からの宿題を実績報告とすることにつきましては、当塾のルールとしては特に問題はありませんが、推奨はしません。何故なら、宿題も人に決められた他人基準の勉強だからです。
当塾のコンセプトは「自分で決めた勉強を自分で決めた量だけ毎日継続する」ことです。そのため、可能な限り自分基準の勉強を実績報告として送って頂くことが望ましいです。または、宿題はどれだけやっても1枚分の報告にしかならないというルールにして、宿題で1枚、自分で決めた勉強を5枚として計6枚を目標にするというようにするのも良いでしょう。
ただ、宿題の量が非常に多かったり、例えば作文などの非常に面倒な宿題が出ることもあるでしょう。そういった場合は負担が大きくなりすぎないように、宿題からの報告を何枚分にするかは、ご家族で話し合って決めて頂ければ良いでしょう。ベストなのは、その宿題を何枚分の報告とするかをお子さん自身が決めることです。
月謝の支払い方法は?クレジットカードなどは使用できないのか?
現時点での月謝のお支払い方法は銀行振り込みのみとなっています。月謝の振込先は以下の通りです。
PayPay銀行
すずめ支店
普通)2416527
受取人名:シートウビデザイン(ド
お支払いの際には、スマートフォン上で振込ができ、一定回数まで振込手数料無料のサービスを提供しているネット銀行を活用されることをお勧めします。
なお、お支払いの際の依頼人名は保護者様として登録されているお名前でお願いいたします。
換金可能ポイントは月謝分貯まらないと使えないのか?
当塾では、換金可能ポイントが月謝分の7000pt貯まれば一月分の月謝を無料にするという方式を採用していますが、例えば月末時点で換金可能ポイントが1500ptある場合に、月謝を5500円にすることで、毎月ポイントを使用できる方が良いと考えられる方もおられるでしょう。
ですが、その場合月謝の金額が毎月変動することになり、お客様が月謝をお支払い頂く際に金額を間違えることが予想されます。そういったトラブルを回避するため、換金可能ポイントは月謝分貯まった時のみ使用できるという方式にしています。
ただし、塾を退会される場合、貯まった換金可能ポイントを使用する機会を失うことになりますので、ご連絡頂ければ月謝から換金可能ポイント分を差し引いた金額をお支払い頂くという対応をさせて頂きます。
累積ポイントが貯まると何かあるのか?
結論から申し上げますと、累積ポイントは貯まっても何もありません。学習継続日数や総報告枚数も同様です。月謝に影響するのは換金可能ポイントだけです。
ですが、それらの数字が貯まることによって、「自分は今までどれだけ頑張って来たか、どれだけ努力を継続し続けてきたか」を数字で確認することができますので、貯金が趣味の人が「○万円貯める」という目標を持つように、「1年間で累積ポイントを○pt貯める」というような目標の目安としてご活用いただければ幸いです。