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7 過程と結果

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過程と結果

マネジメントにおける“過程”と”結果”について触れておきます。

ビジネスの世界では結果が求められます。そのため、「ビジネスは結果が全て」と言う人もたまに居ますが、これは正確ではありません。なぜなら、ビジネスで求められる結果は偶然の産物ではなく、再現性の高い結果を求められるからです。

言い換えるなら、

ビジネスにおいては「結果を出し続けること」が重要

だからです。

よって、ビジネスの世界では、”過程”が”結果”と同じ程度重視されており、「結果さえ良ければ他はどうでも良い」などという考え方は決してしません。良い結果を生みだすことができた場合、その結果を得るまでの原因や過程に着目することで再現性をさぐり、標準化することを目指します。再現性の高い成果という結果を生み出すことで、経費を抑え、効率よく、継続的に結果を出し続けることができるようになり、会社は存続していくのです。

そして、マネジメントは主に”過程“の改善に着目した活動になります。

例えば、ある自動車会社がある部品会社に自社の自動車に必要な部品を発注したとします。その場合、その部品会社が決められた納期までに、必要な数量の部品を、要求される性能と品質を確保しつつ、適正な価格で納品することができれば、結果は出したことになります。

しかし、部品会社が納期、数量、性能、品質、価格というような結果を出していれば、その部品を買う自動車会社は何も言わないという訳ではありません。通常、自動車会社は部品会社がきちんとしたマネジメントに基づいた適切な開発プロセスや製造プロセスやリスク管理を維持しているかということを確認します(このような過程の確認を”監査”と呼びます)。

何故監査(つまり過程の確認)が必要なのかと言えば、結果が同じであっても、それがきちんとしたプロセスに基づいて生み出された場合とそうでない場合は大違いだからです。

例えば、自動車会社が二つの部品会社を監査した結果、部品会社A社は無理のある生産計画に基づいて、従業員に劣悪な環境のもと、低賃金での長時間労働を強いており、部品会社Bはきちんとしたマネジメントに基づいて適切な労働環境・労働条件を確保していたとします。その場合、自動車会社は部品の性能や品質などの結果が同じであった場合、間違いなく部品会社Bと契約します。

 

何故なら、もし発注する部品の数量が一気に増えた時に、部品会社Bであれば、適切なマネジメントによって対応出来るでしょうが、部品会社Aは更なる無理を従業員に強いることになるからです。そうなれば部品会社Aでは従業員が大量に退職したり、担当者がうつ病になるなどの問題が発生し、ほぼ確実に破綻するでしょう。

そんなことになれば、部品会社Aと契約していた自動車会社での生産までストップし、自動車会社の評判にも傷がつくことになります。自動車会社の立場としては、発注数量が増えた時に突然「もう部品が納入できません」というような状況に陥るリスクを抱えながら、部品会社Aと取引を続けることは好ましくないと考えるはずです。

 

そのため、自動車会社に限らず、自社製品の部品の一部を外注する製造業の会社は、その外注先の部品会社に徹底的な監査を行い、適切な開発や製造の過程を維持しているかを確認した上で契約を取り交わします。

これを学習におけるマネジメントに置き換えた場合、普段は怠けていてテスト前の数日間に徹夜して勉強することで合格点を取ったA君と無理の無い計画に基づいてコツコツと勉強することで合格点を取ったB君では、結果としての点数が同じであっても大きな差があるということです。

もし、テスト範囲が広くなった場合、B君であれば対応可能ですが、A君の場合は対応できなくなり、赤点を取ることになるでしょう。

このように原因と過程に着目するとテストの点数という結果を比較するだけでは分からない差が確実にあるということが分かります。学習マネジメント塾では、学習に対してその結果だけではなく原因や過程に着目し、学習法やマネジメント法を分析し、それを徹底的に改善することで、”成果を出し続けること”を目指しています。

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