マネジメントに基づいた学習法
当塾は通常の学習塾と異なり、プロジェクトマネジメントのノウハウを用いて生徒の学習の支援を行います。
ところで、プロジェクトマネジメントとはどのようなものでしょうか?
ここでは、企業の製品開発のプロセスと受験勉強のプロセスを比較して考えてみます。
製品開発のプロセスとは、極端に単純化すると「仕様書に基づき、決められた納期までに開発者が製品開発を完了して納品する」というものです。
製品開発のプロセス
これに対し、受験勉強は「教科書という仕様書に基づき、生徒という開発者が入試という納期までに頭脳という製品の開発を完了させる」作業です。
受験勉強のプロセス
つまり「製品開発」も「受験勉強」も一定の納期までに要求される性能をもつモノを作り上げる作業であるという点では同じことなのです。
しかし、本質的に同じことをしている「製品開発」と「受験勉強」でありますが、そのプロセスに大きな違いがあります。
それは「受験勉強」は教師によって具体的知識の解説・指導を実施することを重視しているのに対し、「製品開発」はマネジメントを重視しているという点です。
製品開発のプロセス
製品開発では、上記の図のように、プロジェクトマネージャーが製品開発のマネジメントを行います。
それに対し、受験勉強では、具体的な知識を解説してくれるアドバイザーとしての教師は居ても、プロジェクトマネージャーが居ません。
どれ程優秀なアドバイザー(教師・学習塾)をつけても、きちんとしたマネジメントを実施しなければそのプロジェクトは破綻して当たり前です。
例えば、皆さん以下のような経験のある方は多いのではないでしょうか?
・毎日きちんと勉強していなかったためテスト直前に慌てて勉強することになった。
・好きな科目ばかり勉強しており、嫌いな科目で赤点を取った。
・試験範囲を間違えて勉強していた。
これらは全てマネジメント(計画・進捗確認・問題点の分析・対策実施など)がきちんとできていなかったために勉強というプロジェクトが破綻した結果です。
マネジメントはこれらの問題を解決する上で必要不可欠なものであるにも関わらず、これらをきちんと教えてくれる学校や学習塾というものを私は知りません。当塾は、それを教えるための学習塾です。
当塾では、勉強というプロジェクトを成功させるためにあらゆるマネジメント手法を用いたサポートを行います。